実例紹介

任意整理

平成〇〇年10月横浜市在住、アルバイトのSさん(30代女性)は総額200万円の借金があり自己破産をせずに借金整理がしたい、と相談にいらっしゃいました。お話を伺ったところクレジット・サラ金業者との取引は2年から7年とのことでした。地方からでてきて生活費のため、お金を借りたものの月々8万円の支払が遅れがちになり、クレジット・サラ金業者から督促の電話が頻繁にかかってきていました。

当事務所が、債務整理をお受けしたので、クレジット・サラ金業者の督促は止まりました。そして、一時的に返済もストップしました。

クレジット・サラ金業者から取引の履歴を取り寄せ、利息制限法で引きなおし計算したところ、借金は総額で54万円まで圧縮することができました。(詳しくは、「高金利のカラクリ」「債務整理ってなに?」を参照してください)

(債務整理前、借金の状態)

 
取引期間
残債務
A社
B社
C社
D社
E社
7年
6年
2年
3年
2年
50万円
50万円
50万円
30万円
20万円

合計  
200万円

(債務整理後、借金の状態)

 
取引期間
残債務
A社
B社
C社
D社
E社
7年
6年
2年
3年
2年
0万円
0万円
35万円
8万円
11万円

合計  
54万円

利息制限法引きなおし後の残債務合計54万円に将来利息はつけず、元金のみを約4年間(48回)、月々12,000円を支払うことで、クレジット・サラ金業者に提案し合意しました。

翌年の1月より分割返済が始まりました。借金が約4分の1になったので、Sさんはとても楽になりました、と言っていました。当事務所の債務整理費用は実費を含め総額で160,000円でした。月々20,000円の分割で支払っていただくことになりました。

その1年後、がんばって働いてお金をため、残った借金すべてを完済されました。現在返済はなくなり、借金のない生活になったようです。

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個人再生

平成〇〇年2月に横浜市在住、会社員Yさん(30代男性)は総額2800万円の借金があり個人再生の手続きをとりたい、と相談にいらっしゃいました。3年前自宅マンションを2300万円で購入したのですが、生活費、会社の接待やお付き合いのため、クレジット・サラ金業者より500万円借り入れしてしまいました。住宅を失いたくない、との希望でした。

Yさんの希望どおり住宅を手放さないですむ個人再生の手続きをとることにしました。当事務所が債務整理をお受けしたので、住宅ローン以外の返済は一時的にストップしました。

個人再生の書類を作成し、必要書類を集めて、その年の6月に個人再生の申し立てをしました。

再生委員がきまり7月に再生委員との面接がありました。

再生計画案を10月に提出しました。再生計画案は次のとおりです。

(債務整理前、借金の状態)

  取引期間    残債務
A社
 
B社
C社
D社
E社
3年
 
2年
2年
1年
1年
2,300万円
(住宅ローン)
200万円
100万円
100万円
100万円

合計
2,800万円
(債務整理前、月々の支払い)
住宅ローン
80,000円
住宅ローン以外
約20万円

(債務整理後、再生計画案)

返済する金額  月々の支払
A社

B社
C社
D社
E社
2,300万円

40万円
20万円
20万円
20万円
80,000円
(住宅ローン)
11,000円
5,600円
5,600円
5,600円

合計
2,400万円
(債務整理前、月々の支払い)
住宅ローン
80,000円
住宅ローン以外
27,800円

再生計画案が11月に認可決定され、翌年の1月より返済が始まりました。
住宅ローンについては今までどおりの支払いで、それ以外の借金については、100万円を月々27,800円、3年間の分割で支払えばよくなりました。

Yさんは現在も返済中ですが、借金返済の見通しがたち、住宅を失うことなく借金整理をすることができました。
当事務所の手数料315,000円は、月々30,000円の分割で支払ってもらうことになりました。裁判所に納める実費等220,000円については、個人再生申立時に一括して支払ってもらいました。

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自己破産

平成〇〇年11月に横浜市在住、会社員Tさん(40代男性)は、総額300万円の借金があり自己破産したい、と相談にいらっしゃいました。借金の原因は生活費の不足とのことでした。引越代、失業中に借金がかさんでしまったようです。会社に知られてしまうのではないかと、とても気にされていました。

(借金の状態)

 
取引期間
残債務
A社
B社
C社
D社
E社
3年
2年
2年
1年
1年
100万円
50万円
50万円
50万円
50万円

合計  
300万円

当事務所が債務整理をお受けしたので、返済はストップしました。
クレジット・サラ金業者との取引期間が短く、借金を利息制限法で引きなおしてもさほど圧縮されないことが予想されたので、Tさんの希望どおり自己破産の手続きを進めることにしました。

自己破産の書類を作成し、必要書類を集め、翌年の2月に自己破産の申し立てをしました。

約2週間後に破産の面接(審尋)がありました。5分から10分程度の簡単な面接だったようです。

約2ヵ月後に免責の面接(審尋)がありました。50人ぐらいの集団面接だったようです。

免責確定後、Tさんは借金を返済しなくてよくなりました。
会社に知られることはなく自己破産の手続きは終わり、Tさんは無事平穏な生活をとりもどす事ができました。

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自己破産・所有マンションあり

平成〇〇年5月に横浜市在住、トラックの運転手Xさん(50代男性)は、総額1600万円の借金があり自己破産したい、と相談にいらっしゃいました。9年前、自宅マンション購入のため、住宅ローンの借り入れをしたのですが、その後住宅ローンの支払が困難となったので、クレジット・サラ金業者から借り入れをしてしまったそうです。奥様と離婚され、住宅はなくなってもいいです、とのことでした。

(借金の状態)

 
取引期間
残債務
 
A社
B社
C社
D社
E社
9年
2年
2年
1年
1年
1400万円
100万円
50万円
30万円
20万円
(住宅ローン)

合計  
1600万円
 

住宅ローンは利息が安いため借金を圧縮することができないので、Xさんの希望どおり自己破産の手続きを進めることにしました。当事務所が債務整理をお受けしたので、返済はストップしました。マンションは所有していますが、ローンがほとんど残っているため通常の自己破産手続き(同時廃止)で申し立てをすることにしました。

自己破産の書類を作成し、必要書類を集めて、8月に自己破産の申し立てをしました。

約2週間後に破産の面接(審尋)がありました。

住宅については、競売手続きではなく、任意売却されることになり、賃貸アパートに引越しをしました。

約2ヵ月後に免責の面接(審尋)がありました。

免責確定後、Xさんは借金を返済しなくてよくなりました。
住宅を手放すことにはなりましたが、借金に追われる生活から抜け出すことができ、Xさんは無事平穏な生活をとりもどす事ができました。 当事務所の債務整理費用は実費を含めると225,000円になります。月々30,000円の分割支払いをしてもらうことになりました。

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会社の自己破産

平成〇〇年11月に横浜市在住、会社経営建築業のMさん(60代男性)は、会社の借金・買掛金の債務総額3600万円、社長個人の借金が1200万円で自己破産したい、と相談にいらっしゃいました。銀行への支払ができない、受注残が無くなり入金のあてがない、とおっしゃっていました。借金の原因は事業資金の不足とのことでした。景気が悪く、競合がはげしくなったことが事業の悪化の要因だそうです。

借金・債務の状態
(会社名義の借金・買掛金)

A社
B社
C社
D社
E社
F社
G社
1500万円
600万円
500万円
400万円
300万円
200万円
100万円

合計
3600万円


(社長名義の借金)

H社
I社
J社
K社
L社
M社
500万円
300万円
200万円
100万円
50万円
50万円

合計
1200万円

会社と社長個人の債務総額4800万円

当事務所が債務整理をお受けしたので、返済はストップしました。借金と買掛金を破産することになります。
下講業者さんとはいままでのつきあいがあるので、謝罪をすることにしました。

自己破産の書類を作成し、必要書類を集め、翌年の3月に自己破産の申し立てをしました。

約2週間後に破産管財人が選ばれ、面接がありました。司法書士も同席することができ、30分程度の面接でした。

4月に破産手続きの開始決定がされました。

7月に債権者集会がありました。債権者はだれも来なかったそうです。免責決定がされ、借金を払う必要がなくなりました。会社は破産により消滅しました。Mさんは個人事業で建築業をすることはあきらめ、会社勤めをされることにしました。平穏無事な生活を取り戻すことができました。

過払い金請求

平成〇〇年8月に東京都在住、会社員Uさん(40代女性)は、総額280万円の借金で相談にいらっしゃいました。取引期間が長いので借金を少なくすることはできませんか、とのことでした。お話を伺ったところ、クレジット・サラ金業者との取引はどれも10年以上でした。ご主人と離婚し返済が滞ってしまっている、とのことでした。

当事務所が債務整理をお受けしたので、返済はストップしました。
クレジット・サラ金業者から取引の履歴を取り寄せ、利息制限法で引きなおし計算したところ、借金はすでに払い終わっており、過払いの状態であることがわかりました。(詳しくは、「高金利のカラクリ」「債務整理ってなに?」を参照してください)

(債務整理前、借金の状態)

 
取引期間
残債務
A社
B社
C社
D社
E社
15年
12年
10年
10年
12年
150万円
40万円
30万円
30万円
30万円

合計  
280万円

(債務整理後、過払い金の状態)

 
取引期間
過払い金
A社
B社
C社
D社
E社
15年
12年
10年
10年
12年
▲140万円
▲50万円
▲21万円
▲10万円
▲29万円

合計
▲250万円

過払い金の返還交渉を行い、債権者より上記金額が返還されました。

上記金額から当事務所の任意整理手数料160,000円と過払金返還の成功報酬(21%)525,000円を除いた1,815,000円をUさんは受け取ることができました。

借金に追われていた生活が一転し、大金をとりもどす事ができました。Uさんは、とても喜んでいらっしゃいました。

プロフィール

司法書士 岩屋口智栄

司法書士

岩屋口 智栄

Tomoe Iwayaguchi

認定番号 第302058 号

【司法書士ともえ事務所について】
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