相談者の解決事例⑨ 会社と社長の自己破産 (2010/07/16(金))
横浜市 Mさん 65歳 男性
平成21年11月 借金 会社 1700万円
社長Mさん個人分 2500万円で相談にいらっしゃいました。
会社の事業資金のため借り入れが増えてしまったとのことでした。
Mさんは平成8年に独立し建築業を始めました。
平成11年に売り上げもあがってきたことから法人成りし、株式会社を立ち上げました。
しかし、平成12年から売り上げが減少してきました。
仕事が減り、競合がはげしくなったことが原因のようでした。
さらに仕事は減る一方で、ついに受注残はなくなり、支払いができなくなったそうです。
当事務所でお受けしたので、借金の調査を開始しました。
平成22年3月に会社とMさん個人の自己破産申立をしました。
破産管財人が選ばれ手続きが開始しました。
手続きは順調に進み、平成22年7月12日に債権者集会が開かれました。
そして免責決定がなされ、手続きは終了しました。
Mさんは借金が返せず相談にいらっしゃいました。
自己破産をすることになり、会社はなくなりましたが、借金もなくなりました。
いま、Mさんは会社勤めでがんばっているそうです。