相談者の解決事例⑯ 自己破産 (2010/12/02(木))
横浜市 Sさん 45歳 女性
平成21年10月 借金 5社 約330万円で相談にいらっしゃいました。
Sさんは息子さんの教育費や生活費、お孫さんの養育費のため借金が増えてしまいました。
息子さんの居所が不明となりました。
精神的に参ってしまい、うつ病になりました。
仕事も休職することになり、返済ができなくなってしまいました。
このため自己破産の申し立て手続きをすることになりました。
平成22年9月に自己破産申立をしました。退職金予定額が275万円あったので、
破産管財人がつく管財事件となってしまうことが予想されます。
管財事件となると管財人費用30万円、退職金予定額の8分の1を予納する必要がでてきます。
お金がないので、管財事件にならないように裁判所に上申しました。
そうしたところ管財事件にはならず、通常の破産事件として処理されました。
平成22年11月30日、裁判所に免責の面接に行き、手続きは無事終了しました。
Sさんは、借金の返済ができなくて当事務所に相談にいらっしゃいました。
自己破産をしたことで借金は無くなりました。
うつ病もよくなり会社に復帰され平穏無事な生活をとり戻されました。